cshosの日記

地震&私生活

立川断層に関する調査=人工地震を起こして、活断層調査

https://www.jishin.go.jp/main/koufu/97/yokohama.htm

 

1 調査の目的

横浜市域では現在のところ活断層の存在は確認されていません。しかし川崎市との市境付近で微小地震が多発していることや横浜市の地下深部に段差が推定されそれが活断層である立川断層の延長に位置していると考えられます。このようなデータは立川断層が横浜市域内へ延長している可能性を示唆するものでした。そのため横浜市域内での活断層の有無や活動性について調査を行いました。


2 調査の経緯

立川断層は横浜市北方の東京都武蔵村山市立川市から国立市にかけて北西から南東方向に延びる活断層です。
これまでの研究では立川断層はおよそ5000年に1回の割合でマグニチュード7クラスの地震を発生させると考えられています。立川断層の南端は国立市多摩川付近とされています。
活断層を見つけるには空中写真を見て地形の小さな段差等を見つけその連続性から活断層を推定しますが横浜市域は造成などで地形が改変されていて細かい地形が読みとれません。 一方以前に大学等が人工地震を発生させその波の伝わり方から地下深部の地質構造を探ったところ横浜市の深さ5km~7km付近で古い地層に段差があることが報告されました。この段差が立川断層の延長上に位置しています。 断層の周辺では重力の異常が認められることがあります。
地球上では重力はどこでも同じと考えられがちですが実際には場所により微妙に異なります。地下に周辺より重い物質があると地表での重力はふつうより大きくなり軽い物質がある場合は小さくなります。従って地下深部にあった重い地層が断層運動により浅いところに上がってきた場合その地表部ではふつうより大きい重力値が観測されます。
これを利用し地下での地層の段差を明らかにするため横浜市周辺の地表で測定された異常重力(標準値との差)を整理しその分布図(図-1)を作成したところ立川断層に沿って重力差が明瞭に表れています。この重力差の帯は南東方向に延び横浜市に達しているように見えます。 このようなデータを踏まえ次項に示す調査を行いました。


図-1 分布図


3 調査の方法と結果

断層調査は川崎市と協力して行いました。川崎市は地下の深い部分を対象にし反射法による地震探査を行いました。横浜市は浅い部分を対象に浅層反射法探査と重力探査を行いました。また各調査の実施位置を図-2に示します。


図-2 調査位置図


(1)重力探査

既存の重力データを用いた解析では立川断層の延長上に重力差の帯が横浜市域まで延びていました。横浜市では川崎市高津区から横浜市旭区に至る幅5km長さ20kmの範囲であらたに約1500点の重力測定を行いました。その結果(図-3)でも既存の重力データ解析結果と同じ様な異常重力の分布が認められました。



図-3 重力測定結果(重力異常分布図)


(2)反射法による地震探査

これは川崎市が行ったもので地表より振動をあたえ地下の地層に当たって反射してきた振動を地震計でとらえて地下の地質構造を探るものです。図-4に反射法による地震探査の概要図を示します。


図-4 反射法による地震探査の概要図




反射法探査実施状況

 



反射法探査は東京都世田谷区野毛から多摩川を渡って川崎市を横断し港北ニュータウンを通って旭区上川井町までの約15kmの測線で行われました。 反射法探査結果(図-5)で白と黒の縞模様が反射面を示します。反射面は地層や地質の違いを表していると考えられます。
反射法探査結果(図-5)で白と黒の縞模様が反射面を示します。反射面は地層や地質の違いを表していると考えられます。


図-5 反射法探査結果


図-6は兵庫県南部地震で活動した野島断層で行った反射法探査の結果です。反射面のずれが明瞭に表れています。横浜市域の結果では浅いところ(深度1500m以浅)では反射面の連続が認められます。これは地層が連続しており断層がないことを示しています。しかし反射波が乱れていて連続性が不明瞭なところが3箇所あります。ここでは断層が存在するか否かどちらとも判断できません。そのためこの3箇所についてはより精度の高い浅層反射法探査を行いました。


図-6 野島断層における反射法探査結果




(3)浅層反射法探査

浅層反射法探査の原理は反射法探査と同じですが振動の波長を短くすることにより浅部で精度よいデータを得るものです。
探査した位置は反射法探査でデータの不明瞭であった3箇所です。
浅層反射法探査の結果(図-7)では反射面は連続しており断層はありません。



図-7 浅層反射法探査結果




浅層反射法探査実施状況



また浅層反射法探査は横浜市の北端部にあたる青葉区でも4kmの長さで行いました。これは立川断層に近い横浜市の北端部で調査することにより立川断層は横浜市内には達していないことを確認するためです。
その結果を図-8に示しますがやはり反射面が連続していて断層はありません。


図-8 横浜市北端部での浅層反射法探査結果




4 立川断層は横浜市域まで延びているのか

以前に行われた人工地震による調査重力探査の結果からは立川断層横浜市域に延びている可能性がありました。しかし反射法探査や浅層反射法探査の結果から浅いところに分布する地層は連続していることが明らかになりました。
調査結果では約150万年前に堆積しはじめた上総層群という地層が断層によってずれていないことから約150万年前以降は断層の活動はなく活断層である立川断層は横浜市域に延びていないと判断されます。

5 おわりに

横浜市では地震情報をより速くより正確に市民に伝えるため市域内150箇所の地震計(強震計)を設置しています。この地震計で得られる地震波のデータより横浜市域深部の地下構造を推定する計画があります。これにより今まで不明瞭であった地下深部の地下構造を解明し地震断層に関する基礎データとして活用していきます。

6 謝辞

本業務に御指導御協力を頂いた委員会の先生方に深く感謝を申し上げます。
委員会の先生方(敬称略)

  • 委員長    小島 謙一  (横浜市立大学理学部長)
  • 副委員長   菊地 正幸  (東京大学地震研究所 教授
  • 委員     衣笠 善博  (工業技術院地質調査所 主席研究官)
  • 委員     瀬尾 和大  (東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授)
  • 委員     翠川 三郎  (東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授)
  • 委員     松田 磐余  (関東学院大学経済学部 教授)
  • 委員     山崎 晴雄  (東京都立大学理学部 教授)

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別に「人工地震」の調査要らないとねち。

 

起きた後に検証すれば、

問題が無いとねち。

 

「150万年前以降は活動が無く!!」・・・

 

自分等見てないし、

存在してないのに言える自体

がおかしいインチキオカルトイカサマ妄想バカボン学者しか思えんとねち。

 

何で!「150万年前」に拘るのか!

不思議とねち。